格安SIM

格安SIMとは?MVNO経験者が全てを解説【超初心者向け】

更新日:

【完全初心者向け】格安SIMへの乗り換え手順【1時間でおわる】

格安SIMってなに?意味や仕組みなど知りたいな

このような疑問について解説します。

本記事の内容(クリックでジャンプできます)

ぴよめっと
私は2年前まで楽天モバイルユーザーでした。

 
当時格安SIMを利用する際にかなりググりまくって知識を詰め込みました。初心者向けに簡潔に解説していきます。

格安SIMとは?用語の意味と仕組み解説

格安SIMとは?用語の意味と仕組み解説
 
格安SIMとは、SIMカードを低料金で提供しているサービスのことです。
 
スマホの中に入っているSIMカードで電波を受信しているので、このSIMカードをキャリアのSIMから格安SIMに変更することで月々の使用料金がガクッと抑えられます。

格安SIMの仕組み解説図

格安SIMの解説図
 
画像の通りです。
 

格安SIMは全て大手キャリア(docomo、au、SoftBank)から回線を借りて事業を行なっているので、各キャリアの通信可能区域であれば繋がります。

 
ちなみに、ここで言う回線を貸している大手キャリアのことはMNOと呼ばれます。
 

格安SIMはとにかく安いサービスです

 
キャリアの使用料金と比べると分かりやすいです。キャリアは月1万円前後が平均の料金。
 
一方で格安SIMだと500円~3,000円ほどに抑えられますので、料金の差はかなりデカいことが分かります。
 
格安SIMが安く事業を続けられる理由は、以下の3つ。

  • ネット販売がほとんどなので人件費・広告費カット
  • 契約時のオプションが完全自由形なので無駄がない
  • 通信環境はキャリアから借りているので回線維持費がかからない

ネット販売がほとんどなので人件費が広告費カットされています。キャリアの販売形態と比べると一目瞭然ですね。

販売場所 キャリア→実店舗が基本 
格安SIM→ネットが基本
広告 キャリア→テレビや電車の大きな広告 
格安SIM→ネット広告が基本
人件費 キャリア→かかる 
格安SIM→キャリアほどかからない
テナント料 キャリア→かかる 
格安SIM→かからない

キャリアは1つ1つにコストをかけていますが、格安SIMは最低限の費用で運営しています。

契約時のオプションが完全自由形なので無駄がない

キャリアは契約時に色んなオプションが自動的についてきます。しかし、1個数百円でもいくつかのオプションをつければ4桁はあっという間です。
 

一方で格安SIMはオプションは有料かつ、セルフでつけることができます。そのため、自分で必要だと思ったものだけに料金を支払えばOK。

 

格安SIMとMVNOの微妙な違いとは【超簡単】

格安SIMとMVNOの微妙な違いとは【超簡単】
 
一言で言うと、「MVNOが会社」「その中の格安SIM」です。
 
格安SIMの他にMVNOというワードを聞いたことがあるかもしれませんが、微妙に違いがあります。
 

MVNOとは、「Mobile virtual Network Operator」の略で、正確に言うと、MVNOとは格安SIMを提供している会社のこと。
よく聞く「LINEモバイル」「楽天モバイル」はMVNOです。

 
では格安SIMは?というと、MVNO会社の中にあるサービスが格安SIMというものです。
こんな感じで、割とアッサリ疑問解決ですね。
 

格安SIMのサイズと種類について【ここで料金は分かれる】

格安SIMのサイズと種類について【ここで料金は分かれる】
 

格安SIMには以下の2つの特徴があります。

  • カードサイズが3種類(標準SIM・microSIM・nanoSIM)
  • 3種類の機能で選べる(通話SIM・データSIM(SMSあり)・データSIM(SMSなし))

 
それぞれ組み合わせが可能です。
 

カードサイズが3種類

使う端末のSIMカードスロットのサイズによって、選ぶSIMカードのサイズは変わります。
 

 
25mmx15mmの一番大きいサイズ。
 
3G端末やガラケーなどの古めの端末だと標準SIMが主流です。
 

 
15mmx12mmの中間サイズ。
 
今は主流ではないですが、数年前のスマホや格安スマホの中にはmicroSIM対応のものもあります。
 

nanoSIM

 
12.3mmx8,8mmの一番小さいサイズ。
 
現在主流となっているカードタイプで、AppleはiPhone5から、Androidは最近発売されたほとんどの端末で採用されています。
 

SIMカードのサイズはどこで見れば良いのか?

方法は以下です。

  • 公式サイトで調べる
  • SIMカードを取り出してサイズを確認する

 

公式サイトで調べる

 
今使っているスマホのSIMカードを知りたい場合、機種名や型番で検索をして確認することが可能です。
 
もし分からない場合は、スマホの裏に表記があったりしますので、そこから確認しましょう。
 

SIMカードを取り出してサイズを確認する

 
大体のスマホにはSIMスロットの部分に小さな穴があります。
 
そこに付属のSIMピンを差し込めばピョっとSIMトレーが出てきますので、サイズを確認できます。
 

3種類の機能

スマホを使用する目的によって以下を選びます。
 

  • 通話SIM:090、080、070の電話番号が必要
  • データSIM(SMSあり):電話番号を知っている相手にSMSを送りたい
  • データSIM(SMSなし):通話はLINE電話や050のIP電話で十分

サブ機としての使用でない限り、電話番号を持たないのはかなり不便なので(SNSでの認証もできない)キャリアからの乗り換えであれば通話SIMがベターかと。
 
※上から順に料金が高いです。
 



格安SIMの料金の目安【事務手数料・契約解除料についても解説】

格安SIMの料金の目安【事務手数料・契約解除料についても解説】
 

最後に、気になるであろう料金について解説します。

 
格安SIMは、契約時に月々の使用料金以外にもお金が発生します。
 

 

初期手数料について

初期手数料とは、契約時に発生するお金のこと。
 
具体的に、以下の3つがそれぞれ発生します。
 

  • 新規契約事務手数料
  • SIMカード発行手数料
  • MNP転出料(電話番号移行の場合)

 
上記に加えて、キャリアの方で違約金が発生するかもです。
 

新規契約事務手数料

 
契約をする際に払わなければいけない事務手数料。
 
ほとんどのMVNOでは3,000円ほどかかります。※事務手数料無料のキャンペーンもある
 

キャンペーン等で初期費用0円になる場合もあります。

 
結構時期によって色々な格安SIM会社で行われているので、購入したい時期にホームページを確認しておくとよいでしょう。
 

SIMカード発行手数料

 
SIM手数料とは別に、SIMカードを発行する為のお金がかかります。
 
各会社によって異なりますが、SIMカード1枚ごとに発生し、400円前後が多いです。
 

MNP転出料(電話番号移行の場合)

 

MNPとは、「Mobile Number Portabiliy」の略で、携帯電話番号ポータビリティ、乗り換えという意味。

 
要するに、電話番号はそのまま、他社に乗り換えることがMNPです。
 
そのMNPをする為に発行する番号が、MNP予約番号で、MNP予約番号を発行し乗り換えをする為の料金がMNP転出料。他の携帯会社から電話番号を引き継いで格安SIMを契約する場合には、MNP転出料というものがかかります。
 
キャリアだと以下です。

  • docomo:2,000円
  • au:3,000円
  • SoftBank:3,000円

 



 
上記の内容をまとめると、初期手数料は多めに見て7,000円でお釣りかなという感じ。
 

新規契約事務手数料(3,000円)+SIMカード発行手数料(400円)+MNP転出料(3,000円)

 
格安SIMとはいえ結構お金かかるのね、、、と思うかもですが、初月にかかるお金であって、次月からは2,000〜3,000円程度で済むのでトータルで考えてお得なのは格安SIMです。
また、キャリアのように2年縛りがないのが多いことも特徴。
 

使用料について

毎月の使用料は、3種類の機能でお話ししたように、SIMの種類によっても変わってきます。
 
データ通信だけのデータSIMなら、最安でワンコインから始められるものも。キャリアよりもデータ量が細かく設定されているものが多く、1GB、3GB、10GB、20GBなどMVNO会社によって様々です。
 

2019年12月20日からは、リンクスメイトが99種類のプランを提供し、最大で1TBまで使用できるらしいです。(何に1TBも使うんでしょうかって話ですけどね笑)

 

音声SIMの平均は2,000〜3,000円

 
多分、みなさん乗り換えるなら音声プランだと思います。平均だと音声プランでは2,000〜3,000円が平均。
 
しかし、ここも組み合わせ方により1,000円代まで抑えられます。

ぴよめっと
私の母は楽天モバイルを使用していますが、月3GBぐらいのプランで高くても1,700円ぐらい。

 

契約解除料について

解約する際に発生する料金で、最も多いのは以下の2パターン。

  • 最低利用期間、契約解除料ともになし
  • 最低利用期間は1年、期間が過ぎたら契約解除料はかからない。途中解約した場合は1万円前後の解除料がかかることが多い。

 
キャリアよりもかなり緩いです。さらに、最低利用期間も契約解除料がない会社が増えているので、割と気軽に始めやすいです。
 

 

以上が格安SIMについての初級知識です

 
以上、格安SIM初心者向け解説でした。
 
格安SIMに興味が湧いてきたら、ぜひ次の記事も読み進めて格安SIMユーザーになってください。
携帯料金が安くなるのは結構お財布にとって大きいですからね。

Copyright© piyoblog , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.