おもしろい本を見つけました。
「さとり」と聞くとちょっと怪しいかもですが、考え方として参考になったので、共有します。
本の概要
「さとり」とはなんなのか、人間の精神においてどのような状態を「さとり」というのか、「さとり」に達するためには何をすれば良いのか、あなた自身の「さとり」とはなんなのか、を解説。
題名 | なまけ者のさとり方 |
著者 | タデウス・ゴラス氏(著)・山川 紘矢氏(翻訳) |
読んでみた感想
本屋さんでこの本になんとなく惹かれ、気になったため読んでみました。
「さとり」といえば、迷いを捨て物事の真理を知っていたり、高次元の意識レベルに到達していたり、といった状態を想像するかもですが、この本では違いました。
さとりとは、皆平等であると理解し、全てを受け入れ、愛すること。こうやって言葉で言うのは簡単ですが、人間として生まれた以上、全てを許容できない瞬間があるはず。
余裕がなく他人にイラついてしまったり、自分の欲求を優先してしまったり。そのような”失敗”といえる場面において、今までの自分は「よし、プラスに変換するしかない」「ポジティブであればなんとかなるだろう」と、強制的に言い聞かせていました。
しかし、この考えだと疲れると思う。これからは現実で起きた事象は、良い・悪いに関わらずまずは受け入れ、意識を広げる気持ちで生きてみます。
個人的なハイライトを引用
「私達はみな平等です。そして宇宙とは、私達のお互い同士の関係です。宇宙はただ一種類の実体からできていて、その一つひとつが生命を持ち、一つひとつが自分の存在の仕方を自分で決めています」
ですから、さとるためには、何か特別な考え方を身につけたり、特殊な体験をしたり、苦しんだり、身をつつしんだりする必要はありません。意識が広がっていれば、この宇宙に存在するすべてのものを体験できるのです。
あなたの意識を縮こませてしまうと、物事はすべて、セックスでさえも義務的なものに思えてきてしまうのです。
「今のあなたのままで、できる限り愛しなさい」
愛することは安全なことです。この宇宙で唯一、絶対安全な行動なのです。できる限り愛しさえすれば、あなたに準備ができた時、すべてがあなたの前に明らかになるのです。
一時期は機械的に作業をこなしていましたが、人間として生まれた以上、人との関わりは何においても大切だとここ1年くらいで気がつきました。
もちろんビジネスに挑戦する上で利益は求めますが、第一に自分が愛せる人生を生きて、自分の生きる人生を愛します。そして、このブログも愛を持って育てます。
ちょっと余談
ブログをリニューアルし、読書記録をはじめました。
理由は、私自身が強制的にアウトプットできる環境を作りたかったから。ただそれだけです。
本のリンクも貼ってありますが、単なるアウトプットのため、一切収益化しません。カメのようなスローペースですが、3年後とかに見返したら、楽しいかなと思っています。